猫との暮らし

念願の大切な猫とあなたの暮らし。でも、何を揃えればいいのか?どんな食事を与えればいいの?住まいはとりあえずペット可の物件なら大丈夫?なんとなく分かっているけど少し不安なあなたに役立つ情報をまとめてみました。

猫との暮らしで大切な3つのこと

猫の健康面からも「完全室内飼育」が基本。

猫を屋外に出すとどんなリスクがあるか?

  1. 車にひかれるなど交通事故を起こす可能性あり
  2. ノミ・ダニなどの寄生虫、他の猫との接触による感染症の可能性
  3. 糞尿や鳴声など近隣住民からのクレームに発展することも

必要な栄養素はヒトとも犬とも異なる。

あなたの御飯を与えたりしていませんか?

年齢や健康状態に応じたフード選びが重要です。ネギ類、チョコレート、ほうれん草、生肉などは絶対与えないように。

猫がストレス無く。災害時にも備えて。

「環境エンリッチメント」意識していますか?

日の当たれる場所、安眠できる寝床、上下運動できる遊具、隠れる場所、爪とぎできる場所。そして新鮮な飲み水と快適な温度環境を準備しましょう。またもしもに備えケージや消耗品のストックも確保しましょう。

猫と暮らせる住まいはどうやって探すの?

自己所有の戸建にお住まいの方は問題ないでしょうが、集合住宅に住む方は猫と暮らせる住まいかチェックする必要があります。

ペットと暮らせる集合住宅には大きく2種類あります。

 ペット可の物件ペット共生型の物件
ペット受入れ積極的でない場合もある積極的。専用の仕様が多い
ペット用設備少ない設置が多い
居住者ペット嫌いな人も居るペット飼育に理解がある
飼育規約無い場合もある用意されている
トラブルの恐れ発生しやすい発生しにくい

ペットも住むことができるよう入居条件を緩和した「ペット可」物件とペットと暮らすことを前提とした仕様の「ペット共生型」の物件があります。

四日市市内でペット可物件は全体の約2割。ペット共生型の物件は僅かしかありません。ペット可物件なら猫と暮らせるかというと、そうでない場合も多いので確認が必要です。

ペット可物件の検索は不動産ポータルサイト(SUUMO、HOMES、アットホーム)からできます。ペット可物件専用のポータルサイトもありますのでよかったらアクセスしてみて下さい。

猫と安心して暮らすための7つのポイント

数ある物件の中で、どうやって物件選びをするのが良いか動画に纏めてみました。
興味のある方はご視聴ください。

ドライフードとウェットフードの違い

キャットフードは水分の含有量によってドライフードとウェットフードに分かれます。ドライは水分が10%未満、ウェットは水分が75%程を占めます。それぞれにメリットとデメリットがあるのでどちらにも慣れておくようにするのが大切です。

 ドライフードウェットフード
[メリット]
  • 栄養価が高い
  • 保存期間が長い(開封後約1ヶ月)
  • 比較的安価
  • 水分補給ができる
  • 喰いつきが良好
[デメリット]
  • 水分が不足がち
  • 酸化しやすい
  • 1日で使いきり
  • コストが高い

初めての猫との暮らしで最初に揃えるべき物

猫を迎え入れるときに必要な物は以下のようなものがあります。

1)トイレ

箱型、ドーム型、システムトイレ、全自動タイプなど様々なものがあります。
基本は猫の頭数+1個揃えるのが望ましいです。
種類も豊富にありますがそれよりも、いつも清潔に保ってあげることが大事です。

2)トイレの砂

鉱物系、紙系、おから、木材、シリカゲルなどあります。
消耗品なので猫の好み、メンテナンス性、コストなど考慮し選んでください。
システムトイレで無い場合もトイレシートを準備しておくと何かと役立ちます。

3)食器

適当な深さがあり安定感があるものを食事用と飲み水用に2つ準備下さい。
最近ではオーカッツ製(http://www.aukatz.com/)の陶器など根強い人気があります。

4)キャリーバッグ

動物病院へ連れて行く時や災害時の避難、また日常のベッドとしても使えます。
方向転換ができて、スケルトン状で無いものを選んだ方が猫は安心します。

5)爪とぎ器

生後3-4ヶ月を過ぎた猫で必要となります。ダンボール製のものが主流ですがカーペットや布製もあります。

猫によって好みもありますので、先ずは安価なダンボール製で試して下さい。

6)その他

爪切りやブラシ、ケージ、玩具、キャットタワーなど目移りするものもありますが必要に応じて、少しずつ揃えていけばいいでしょう。